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「ゴッホの復活」
情報センター出版局 2007.10.8日本人が購入した二枚の《ひまわり》は、いずれも贋作である。それを造形的に明らかにしながら、オルセー 美術館にある《ジヌー夫人》の非ゴッホについても証明する。ゴッホが集中力を欠いて描いた一見乱暴に見える作品と、他人がゴッホを模して描いた作品とは根本的に違う。その作品の前で完成まで立っていた人物はゴッホはのか、それとも、赤の他人なのか、そこを見究めることこそ、ゴッホ研究家に求められている。ゴッホを愛する人が多いにもかかわらず、日本人はなぜかゴッホの贋作をつかまされることが多い。わたしのこれからの仕事は、ゴッホの2000点以上の作品を造形的に明らかにし、自動的に非ゴッホを追放することにある。わたしの一連の著作の中で、最も日本人に関係の深い一冊である。


















