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「ゴッホの証明」
情報センター出版局 2000.7.19ゴッホの「代表的な自画像」の一枚。この作品が表紙を飾る画集、評伝は数多い。いまはワシントン・ナショナルギャラリーにあるこの作品は、長い間、個人蔵で あったため、一般の人は複製で見ることしかできなかった。実物を見れば本物ではないことは歴然としているが、この病弱で狂気の表情が、精神を病むゴッホのイメージとして研究者たちの間で歓迎されてきた。いままでゴッホ研究上不可欠の一枚だったこの「自画像」を偽物と認めれば、大混乱が起きるだろう。造形的 検証を積み重ねて誰の目にも明らかな説明で贋作を明らかにした。売らんかな、目立たんかなの際物ではなく、本格的造形論である。


















