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小林英樹ブログ

甲子園

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今日は高校野球の最終戦。

沖縄、興南高校が圧勝して終わった。

それにしても、テレビの進化はすごいものがある。

ぼくがテレビに出会ったのは、小学校時代、

レンタルで借りていた親戚の家や、隣の家で、プロレスや相撲を見たのが最初だ。

近所中の人が集まって隣の家はにぎわっていたが、

子供心にも、テレビを所有できることにうらやましさを感じながら見ていた。

画像は、いま思えば、ぼけていたり、歪んでいたり、線が入ったりと、ひどいものだった。

それでもそのころは、

遠くで起きていることがリアルタイムで見られる感動を日本中の人々が満喫していた。

街なかにある寺の境内などに設置されたテレビの前は、

プロ野球中継に見入る地域住民で賑わった。

もちろん白黒、走査線が500本ちょっと。

はっきりしない画像に、想像力たくましく、実際の光景を思い浮かべてはテレビ観戦を楽しんだ。

それしか知らないのだから、文句のつけようもない。

やがて、どこの家にも普及し、

そして、ビデオテープのクリアーな再生やカラー中継が始まり、

瞬く間にテレビは鮮明度を増し、

もうこれ以上はよくならないだろうと、素人のぼくは思っていたら、

これまた、あっという間に、デジタル化が進み、気づいたら、その恩恵に浴している。

4年前、大きな液晶モニターを買った時には、

昔の貧しかった時代、

決して裕福ではなかったわが家の光景、父や母の顔などが浮かんできて、

「こんな贅沢してよいものだろうか」という躊躇もあったが、

いまでは、それが当たり前で、

前まで使っていたテレビの画像には、おそらく、耐えられなくなってしまっている。

便利はいいが、こんなことでよいのだろうか。

 

たまたま手元にあったカメラでシャッターを切ったら、

画面から離れていたことと、わずかに手ブレしたのが幸いして、波状の模様が出ていなかった。

壁、障子の向こうに甲子園球場があるように見えて、不思議な写真である。

それで、今日は、風太ではなく、デジタルテレビのことを書くことに決めた。

でも、不便さやサバイバルな生活を人間は忘れてはならないよね。

 

最後に野球の感想。

夏の日差しが照りつける35度以上の球場。

ワンサイドの試合展開にもかかわらず、詰めかけた満員の観衆は減らず、

試合終了後も、誰ひとり席を立たず、惜しみない拍手を送っていた。

ふと、思い浮かんだのは、伝統的な相撲。

力士にはマナーがどうのこうのと散々注文をつけるくせに、

千秋楽、優勝が決まると、そそくさと席を立つ観客が多い大相撲とはここが違うと、

両者の観客の心意気、マナーの差を感じたよ。

優勝力士をたたえ、労をねぎらう、そういう気持ちがないとね。

相撲はすたれても、

高校野球は夏の風物詩として、日本国民に愛され続けるだろうね。

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