
享年19歳と1カ月、「道産子猫」くま姐さん。
最後の3年ちょっとを名古屋の地で生き抜いた。
かたや、1歳1か月、「尾張猫」風太。
先祖は、リビア、その後、シルクロード経由で日本に来た後、
一時、先祖が上社(かみやしろ)に居を構えていた柴田勝家の家猫として可愛がられていた
可能性は否定できないが、立証する手立てもない。
ちなみに、上社までは家から歩いても20分くらいの距離、十分あり得る。
くま姐さん、
毛が長く手脚は短く耳は小さい。
和猫独特の愛らしい体型である。
道産子猫の特徴である長い毛、
冬の寒さを経験するうちに、何十代かで進化を遂げてきたのだろうか。
毛が長いことで、名古屋の夏を過ごすのには苦労したことだろう。
亡くなったのも6月、体力の弱まった老猫には酷暑はこたえたに違いない。
顔はまんまるだが、濡れると小さな三角形の骨格があらわになる。
綿毛のようなまんまるい顔はくま姐さんのチャームポイントでもあった。
風太、
毛は短く、毛をかき分けても、皮膚が見えないほどびっしりと毛で埋まっている。
・・・
毛の短さに「反比例」してか、
四肢は長くスマートで、耳は大きく立っている。
驚嘆すべきは、夏の暑さをもろともしない強靭な体力?体質?
1日に飲む水の量は非常に少なく、
おしっこも、1日に1回か2回。
信じがたいのは、おしっこの量ほども水を飲まない!?ことである。
だから、最初は随分心配させられた。
風太が水を飲んでいるところを滅多に見たことがない。
塩分は、だから、危険だよね。
くま姐さんなんか、頻繁に飲むし、よくトイレにも行った。
風太は、夏には強いが、冬はやはり苦手なのかな。
北海道などに連れて行ったら、大変だろうね。
いまになってわかったことだが、
冬、ぼくの電気足温器に体をもぐらせて丸くなっていたのは、本当に寒かったんだね。
もちろん、すぐにスイッチはオフにしたけど・・・
くま姐さんでは絶対に考えられないことであった。
猫がいるところは一番しのぎやすいところ、よく言われることではあるが、
風太は、季節、時間帯によって、
家のあちこちに居心地のよい場所を見つけだしている。







