彼と知りあったのは40年も前のことになるが、
いきさつは機会があったら話すこととして、
彼は中学校の理科の教員である。
休みを利用してバイクで広大な大地を走っている。
その彼が、写真を6枚送ってきてくれた。
どれも大雪山系を背景にした雄大な景色だが、
その中の一枚に彼の愛車(バイク)が写っているのがあった。
彼は、奥さんと一緒に畑で汗を流しているそうだ。
「トマト、キュウリ、スイカ、トウキビ、ピ-マンなんでもござれ」と書いている。
定年後、大地に親しみながら生きていく姿が想像できる。
こういう生き方もいいよね。
うらやましくも感じるよ。
さてこの写真、彼が送ってきてくれたものだが、
(この写真には、残念、バイクは写っていない)
ひろびろとした大地にひまわりの花が咲き乱れている。
北海道のひまわり畑というと、北竜町を思い浮かべてしまうが、
最近では旭川周辺にも広いひまわり畑ができたそうだ。
いずれも、共通点がある。
それは北緯43度40分であり、
南仏アルルの緯度とほぼ同じなのである。
アルル、1888年、ゴッホが《ひまわり》の連作を描いたことでも有名だが、
冬、酷寒の地、旭川が南仏のアルルと同緯度であることは意外である。
真夏の明るい陽光に輝くひまわりの花、
たくましく健康的に、いつまでもその大地に根を張っていておくれ。
(photo. by A.U. @バイクはBMWの1100ccだとのこと)







