アジア的エキサイティングな街、大須。
ぼくが初めて大須を訪れたのは、いまから6年前。
某大学の大学院の集中講座に呼ばれて5日間滞在したときだった。
「矢場とん」で「わらじ」(特大)を食べ、
そののち、夜のあの界隈を散策したときのことだった。
シャッターが降り、街は寂れた感じで、
当時、全国どこにでも見られた、
かつての繁華街がさびれゆく現象をここでも目の当たりにした。
街も古いし、再起は無理なのかも?
という旅行者の軽い感傷を覚えたままそのときは名古屋を去った。
まさか、そののち、その名古屋に勤務が決まるとは夢にも思わず・・・。
名古屋に勤務してから2、3度は大須を訪れた。
徐々に若者の姿が増え、活気を帯びていく変化が感じられた。
閉じていたシャッターが減り、
雑多な店を若者たちが切り盛りしている光景が目に付くようになってきた。
このゴールデンウィーク、
遠出は止め、近場でどこかいいところを、そこで浮かんだのが大須。
札幌住まいの長かったぼくは、大の「マジックスパイス」(スープカレー)ファンなのだが、
その「マジックスパイス」が大須に開店したことも今回足を運ぶ大きな要因になった。
食後、歩き回ること2時間(ゆっくり見たらまる2~3日は必要だろう)、
ソウルのミョンドンと南大門市場を足したような雑然としたアジア的活気。
大須観音駅から目的地に向かう人々は、いい意味で地方的で洗練されてなく、
(もちろん、東京では絶対に見られない)その流れからは、たくましさ、力強さが伝わってくる。
久しく忘れていた興奮、都会が、人々のうごめきが作り出す異様な空気。
祭りでもないのに、人々にテンションの高さがある。
コメ兵、第二アメ横ビルなどの大型店をはじめ、大小無数の衣料品店、雑貨、飲食店等々が軒を並べる。
しかも、大須界隈は東西南北に広がり、大須の中に縦横それぞれ三本ずつのメインストリートがあって、そこを限りなく無数の人々が徘徊している。
格安航空券で、わざわざアジア的雑踏を求めてソウルまで行かずに済みそうだ。
ブラジル料理やメキシコ料理の店があり、
開放的な雰囲気の中で、うまそうにブラジル風チキンの丸焼きを食べていた。
いいな、大須は。
ぼくは、名古屋がますます好きになってきた。
とりあえず、まずはここまで。
この写真(携帯)は、歩き疲れて休息したイタリアンカフェ。
まるで、前にブログで紹介したことがある、
アムステルダムの行きつけの店、「カフェ・デ・バリエ」に重なるものがあり、ここも気にいった。
雑然とした店内に、違和感なく収まる客層、
一体、本当にここは日本なのかと、今日は改めて名古屋の人々のたくましさを感じた。